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歯茎から血が出るのは歯周病?放置してはいけない症状を歯科医師が解説

歯茎から血が出るのは歯周病?放置してはいけない症状を歯科医師が解説|奥沢駅近くの歯医者|アール歯科クリニック自由が丘|女性院長在籍

2026年8月12日

歯茎から血が出るのは歯周病?放置してはいけない症状を歯科医師が解説

歯磨きをしたときに、歯ブラシや吐き出した泡に血が混じっていた経験はありませんか?
「強く磨きすぎただけかな」
「痛くないから大丈夫だろう」
と、そのままにしてしまう方も少なくありません。
しかし、歯茎からの出血は、歯肉炎や歯周病のサインとして現れることがあります。
特に、出血を繰り返している場合や、歯茎の腫れ・口臭などを伴う場合には注意が必要です。
この記事では、歯茎から血が出る主な原因や歯周病との関係、歯科医院を受診した方がよい症状について、歯科医師の視点からわかりやすく解説します。

歯茎から血が出るのはなぜ?

健康な歯茎では、通常の歯磨き程度の刺激で頻繁に出血することは一般的ではありません。
歯磨きのたびに血が出る場合には、歯と歯茎の境目などにプラーク(歯垢)が蓄積し、歯茎に炎症が起きている可能性があります。
炎症を起こした歯茎は腫れ、刺激に対して出血しやすい状態になります。
もちろん、一時的に強く歯ブラシを当てて傷つけてしまったケースなど、歯周病以外の原因もあります。
大切なのは、「血が出たかどうか」だけでなく、「出血を繰り返しているか」「ほかの症状も出ていないか」を確認することです。

歯茎からの出血は歯周病の初期症状?

歯周病は、歯を支えている歯茎や骨などの組織に炎症が起こる病気です。
初期段階では歯茎に炎症が起こり、
歯磨きすると血が出る
歯茎が赤くなる
歯茎が腫れる
といった症状がみられることがあります。
問題なのは、歯周病は初期段階では強い痛みを感じにくいことです。
「痛くないから大丈夫」と思っている間に進行し、歯を支える骨にまで影響が及ぶことがあります。
そのため、歯茎からの出血は、口の中の状態を見直す一つのサインと考えることが大切です。

歯茎から血が出る主な原因

1.歯肉炎・歯周病
歯茎から血が出る代表的な原因の一つが、歯肉炎や歯周病です。
磨き残したプラークが歯と歯茎の境目などに蓄積すると、細菌によって歯茎に炎症が起こります。
初期の歯肉炎では歯を支える骨への影響がみられないこともありますが、炎症が進行して歯周炎になると、歯を支えている骨が徐々に失われることがあります。

2.歯磨きの力が強すぎる
「しっかり磨こう」とするあまり、歯ブラシを強く押し当ててしまう方もいます。
強い力で歯磨きをすると、歯茎を傷つけて出血することがあります。
歯磨きは、力を入れれば入れるほど汚れが落ちるわけではありません。
適切な硬さの歯ブラシを使い、歯と歯茎の境目などに毛先を当てながら、必要以上に力を入れずに磨くことが大切です。

3.歯石が付着している
プラークを長期間取り除けずにいると、唾液中の成分などによって硬い歯石になることがあります。
歯石は歯ブラシでは十分に除去できません。
歯石の表面はプラークが付着しやすく、歯茎の炎症が続く原因になることがあります。
そのため、歯石が付着している場合には、歯科医院での専門的なクリーニングが必要になります。

4.歯と歯の間の汚れ
歯ブラシだけでは、歯と歯の間の汚れを十分に落とせない場合があります。
デンタルフロスや歯間ブラシを使ったときに出血する場合、歯と歯の間の歯茎に炎症が起きている可能性があります。
ただし、サイズの合わない歯間ブラシを無理に入れるなど、使い方によって歯茎を傷つけることもあります。
自分に合ったケア方法がわからない場合には、歯科医院で相談するとよいでしょう。

歯周病を放置するとどうなる?

歯周病が進行すると、炎症が歯茎だけではなく、歯を支えている骨などの組織にまで広がっていきます。
進行すると、
・歯茎が下がってきた
・歯が長くなったように見える
・歯と歯の隙間が広がった
・口臭が気になる
・歯茎から膿が出る
・噛むと違和感がある
・歯がグラグラする
といった症状が現れることがあります。
さらに進行すると、歯を支えることが難しくなり、最終的には歯を失う原因になることもあります。
だからこそ、「歯茎から少し血が出るだけ」という段階で状態を確認することが重要です。

「血が出るから歯磨きしない」は逆効果?

歯磨きをすると血が出るため、怖くなってその部分を避けて磨いてしまう方もいます。
しかし、歯肉炎や歯周病による出血の場合、磨かずにプラークが残ることで炎症が改善しにくくなる可能性があります。
だからといって、出血している場所を強く磨けばよいわけでもありません。
優しい力で適切にプラークを取り除くことが重要です。
歯茎の状態によって適した歯ブラシや磨き方は異なるため、出血が続いている場合は歯科医院でブラッシング方法について相談しましょう。

こんな症状がある場合は歯科医院へ

歯茎からの出血が一時的なものであれば、歯ブラシなどによって傷ついた可能性もあります。
一方で、次のような症状がある場合には、一度歯科医院で状態を確認することをおすすめします。
・歯磨きのたびに血が出る
・出血が何日も続いている
・歯茎が赤い・腫れている
・歯茎を押すと痛い
・口臭が以前より気になる
・歯茎が下がってきた
・歯がグラグラする
・歯茎から膿が出る
・噛んだときに違和感や痛みがある
特に、歯の揺れや膿などがみられる場合には、歯周病が進行している可能性もあるため、早めの受診が大切です。

歯科医院ではどんな検査をする?

歯周病が疑われる場合には、歯茎を見るだけではなく、さまざまな検査を行って状態を確認します。
代表的なものとして、
歯周ポケットの深さの測定、出血の有無、歯の動揺度、プラークや歯石の付着状況、レントゲンによる歯を支える骨の状態の確認
などがあります。
こうした検査結果を総合的に確認することで、歯周病の有無や進行状態を判断していきます。

歯周病を予防するために大切なこと

歯周病予防の基本は、毎日のセルフケアと歯科医院での定期的なチェックです。
歯ブラシだけでなく、必要に応じてデンタルフロスや歯間ブラシなども使用し、歯と歯の間や歯茎との境目のプラークを取り除くことが重要です。
一方で、自宅でのケアだけでは除去しにくい歯石や汚れもあります。
そのため、症状がなくても定期的に歯科医院で口腔内の状態を確認し、自分に合ったセルフケアを続けていくことが大切です。

アール歯科クリニック自由が丘では歯周病の検査・治療を行っています

歯周病は、初期段階では強い痛みを感じにくいため、患者さま自身では進行に気づきにくい病気です。
「歯磨きをすると最近よく血が出る」
「歯茎が腫れている気がする」
「口臭が気になってきた」
こうした小さな変化が、歯茎の状態を確認するきっかけになります。
アール歯科クリニック自由が丘では、歯周病の精密検査も行うことができます。
口腔内の状態を確認し、必要な検査を行ったうえで、一人ひとりの状態に合わせた治療や予防方法をご提案します。
自由が丘・奥沢周辺で歯茎からの出血や歯周病について気になることがある方は、お気軽にご相談ください。

よくあるご質問

Q.歯磨きで毎回血が出ます。歯周病でしょうか?
歯肉炎や歯周病の可能性がありますが、歯磨きの力が強すぎるなど、ほかの原因も考えられます。出血を繰り返している場合には、歯科医院で歯茎の状態を確認することをおすすめします。

Q.歯茎から血が出ても痛くなければ大丈夫ですか?
歯周病は初期には痛みが出にくいことがあります。そのため、痛みがないことだけで問題がないとは判断できません。出血が続いている場合には一度検査を受けましょう。

Q.フロスをすると血が出ます。やめた方がいいですか?
歯茎に炎症があるとフロスの使用時に出血することがあります。一方で、使い方によって歯茎を傷つけている可能性もあります。出血が続く場合には、歯科医院で状態や正しい使用方法を確認してください。

Q.歯周病は治りますか?
歯肉炎など比較的早い段階であれば、適切なケアによって炎症の改善が期待できます。一方、歯周炎によって失われた歯を支える組織は、状態によって元通りにすることが難しい場合があります。そのため、早期発見・早期治療が重要です。

まとめ|歯茎からの出血を「いつものこと」にしないことが大切です

歯茎から血が出る原因は一つではありません。
しかし、繰り返す歯茎からの出血は、歯肉炎や歯周病のサインとして現れている可能性があります。
歯周病は痛みが少ないまま進行することがあるため、「痛くないから大丈夫」と放置せず、気になる症状が続いている場合には歯科医院で状態を確認しましょう。
早い段階から適切なセルフケアと歯科医院での管理を行うことが、ご自身の歯を長く守ることにつながります。

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